中央区、タワーマンションの賃貸物件

中央区

中央区は人口が約13万人で、23区では千代田区に次いで2番目に人口の少ない区です。日本橋から京橋を通って銀座へと続く、日本を代表するビジネス街、繁華街から東京湾までのエリアが中央区です。

今現在、中央区は都心回帰の潮流に乗って人口が急ピッチで回復しています。1997年には過去最低の人口71,000人を記録しましたが、この15年あまりの間に人口が倍近くまで回復しました。ちなみに人口が13万人を超えたのは46年ぶりのことです。

中央区への転入を促進しているのは、東京湾を臨む湾岸エリアに次々と建設された高層マンションです。中でも勝どきと月島は“群”と呼べるほど高層マンションが立ち並び、現在も新たなマンションの建設が進んでいます。

勝どきは1990年代の中頃までは東京国際見本市会場があったところです。この会場は、お台場に国際展示場（ビッグサイト）がオープンしたのを機に取り壊され、見本市会場の跡地とその周辺に高層マンションが建設されていきました。20年前には誰も住んでいなかった場所が、今では人々が日々の生活を満喫する“街”になりました。

勝どきの隣にある月島は戦前から栄えた町でしたが、一時期は交通の不便さから停滞していました。しかし、1988年に東京メトロ有楽町線が月島まで延び、2000年に都営大江戸線が開通し有楽町線との乗換駅になったことで、再び活気を取り戻しました。今では、古くからの名物である“もんじゃの街”として、東京の観光名所の1つになっています。

中央区の湾岸エリア、いわゆるウォーターフロントに転入してくる人の共通した思いは、海の近くに住みたいというものです。自宅のバルコニーから東京湾を眺め、休日には海まで気軽にお散歩する。都会の新しいライフスタイルがそこにあります。

近年は江戸時代から庶民の街として栄えていた築地、八丁堀、茅場町エリアにも、高層マンションが建設され人々が続々と転入してきています。築地から銀座へ、八丁堀と茅場町から東京駅へは十分に徒歩圏内です。

中央区は元々交通の便が良くビジネス街として発展してきましたが、高層マンションが建設されたことで“仕事の街”から“居住する街”へと変貌を遂げています。

中央区で利用可能な路線は、JR山手線、東京メトロ銀座線、丸ノ内線、有楽町線、日比谷線、東西線、半蔵門線、都営地下鉄浅草線、新宿線、大江戸線です。銀座や日本橋はもちろんのこと、新宿、渋谷、池袋、赤坂、六本木などの繁華街に出掛けるのもとても便利です。

300年前から江戸の“中央”であった日本橋に、明治維新以降に日本一の繁華街へと成長した銀座。そして、銀座の少し先には都民の食卓を支える築地市場があり、歌舞伎座や明治座といった伝統と格式のある劇場があります。中央区は江戸時代から明治、大正、昭和、平成と続く時代の変遷を今に伝えています。