東京都、杉並区、ウォークインクローゼットの賃貸物件

杉並区

杉並区は自然に恵まれた閑静な住宅街として発展してきました。人口は約54万人で都心のベッドタウンとして人気のあるエリアです。

杉並という区名は、江戸時代初期の頃に領主であった人が領地の境界線に杉並木を植えたことに由来しています。杉並木は明治時代に入る前になくなりましたが、杉並村、杉並町、そして杉並区へと「杉並」の名前は時代を経てこの地に伝えられてきました。

時折、杉並区はスギ花粉が多いのではないかと思われている方もいらっしゃいますが、杉並木はすでに無くなっていますので、飛散量は周辺の区市と変わりません。

さて、杉並区には北から西武新宿線、JR中央線、東京メトロ丸ノ内線、京王線、井の頭線が走っています。中でも井の頭線は「山の手」の住宅街を走る洗練された路線というイメージがあり、人気の路線となっています。

杉並区の人口は約54万人ですが、男性が26万人に対して女性が28万人と、女性の割合が高くなっています。

ＪＲ中央線の「高円寺」駅、「阿佐ヶ谷」駅、「荻窪」駅、「西荻窪」駅の駅前は繁華街のような賑やかさです。線路を挟んで北側と南側のそれぞれに大きな商店街があり、毎日威勢の良い掛け声が飛び交っています。

特に高円寺の商店街は、作家・ねじめ正一さんの直木賞受賞作「高円寺純情商店街」のモデルとなった商店街です。小説が出る以前は「高円寺銀座商店街」という名称でしたが、小説がドラマ化されるなど都内でも有数の商店街として認知されるようになったことから、現在では小説と同じ「高円寺純情商店街」という名称になっています。

丸ノ内線沿線の「東高円寺」駅、「新高円寺」駅、「南阿佐ヶ谷」駅の各駅の周辺には、閑静な住宅街が広がっています。また、中央線の高円寺、阿佐ヶ谷の各駅にも近く、日々のお買い物にとても便利なエリアです。

杉並区は都内の繁華街では新宿、渋谷、吉祥寺に近く、通勤のみならずプライベートでもとても便利なところです。

杉並区の暮らしやすさのひとつに、区役所の出張所が多いことが挙げられます。杉並区役所の本庁舎は丸ノ内線の南阿佐ヶ谷駅にありますが、区内の10か所に出張所が設けられていますので、転入届をはじめとする各種の手続きの際には出張所に徒歩で行くことができます。

自然が多いことも杉並区の特徴です。和田掘公園や善福寺川公園をはじめ、区内の至る所に公園があり周辺住民の憩いの場となっています。また、井の頭線に沿って流れる神田川沿いの遊歩道には桜並木があり、都内有数のお花見スポットとして知られています。

あか抜けした都会の香り、それが杉並区です。