東京都、豊島区の賃貸物件

豊島区

豊島区は都内有数の繁華街・池袋を中心に東西南北に広がっているエリアで、人口は約27万人です。

ＪＲ山手線の駅では、「駒込」、「巣鴨」、「大塚」、「池袋」、「目白」の各駅が豊島区に位置しており、山手線の内側と外側でほぼ同じ面積を有しています。

豊島区の山手線の駅の多くがその他の路線と接続しており、「駒込」駅では東京メトロ南北線と、とげぬき地蔵で有名な「巣鴨」駅では都営三田線と、大塚では都電荒川線とそれぞれ接続しています。

そして、「池袋」駅はJR山手線、埼京線、東京メトロ丸ノ内線、有楽町線、副都心線、西武池袋線、東武東上線の各路線が乗り入れるターミナル駅となっています。

豊島区では、山手線の内側のエリアは、これまでは都心でありながら昔ながらの町並みが残るエリアとして知られていました。

しかし、2008年に山手線の内側を山手線と並行して走る副都心線が開通して以降、池袋の次の駅である「雑司ヶ谷」駅周辺では急速に再開発が進み、今では高層マンションがいくつも建設されています。昔ながらの街並みと緑に囲まれたエリアに、新時代の潮流が見事にマッチしています。

また、「池袋」駅から山手線の内側エリアの再開発も同時に進み、有楽町線で「池袋」の次の停車駅である「東池袋」駅は、今では、高層のマンションやオフィスビルが立ち並んでいます。新宿三丁目や西新宿が新宿であるように、東池袋も完全に池袋となりました。

さて、豊島区の山手線の外側のエリアには閑静な住宅街が広がっており、地域の子供たちの遊び場である公園が至る所に設けられています。繁華街の池袋に近いことから以前から人気のあったエリアです。

中でも、東京メトロ有楽町線と副都心線が利用できる「要町」駅と「千川」駅は、副都心線の開通によって新宿や渋谷、さらには横浜まで1本で行けるようになったことから、大通り沿いを中心に高層マンションが建設されています。

著名な漫画家たちが若い頃に居住していたアパートとして知られているトキワ荘は、西武池袋線の南長崎にありました。現在、南長崎からほど近い池袋では、女性を対象としたアニメグッズを扱う店舗が集まった「乙女ロード」が人気ですが、トキワ荘のあった豊島区に女性オタクの聖地ができたのも興味深いところです。

豊島区は、立教大学、学習院大学、東京音楽大学などのキャンパスがある文教地域です。また、東京芸術劇場や池袋演芸場では演劇や演芸が催されるなど、芸能文化の盛んな地域でもあります。

都内有数の繁華街・池袋を中心に発展を続けるエリア、それが豊島区です。