東京メトロ銀座線、上野駅、築年3年以内の賃貸物件

上野駅

上野駅は東京の北の玄関口として栄えてきました。今でこそ、東北・上越の各新幹線の終着駅は東京駅になりましたが、1980年代までは、東北、信越、北陸などの北国・雪国から上京してくる人たちは、この上野駅で東京の第一歩を記したものでした。

中央改札を出ると上野駅の象徴である大ドームがあります。この広小路口の駅舎は1932年（昭和7年）に竣工した建物です。そして、広小路口から屋外に出ると、井沢八郎さんの名曲「あゝ上野駅」の歌碑があります。上野駅は駅全体が史跡と言ってもいいほどです。

上野駅は、JR山手線、京浜東北線、常磐線、京成本線、東京メトロ銀座線、日比谷線が乗り入れるターミナル駅です。

都内有数の繁華街である上野は、JR「上野」駅の南からJR「御徒町」駅の北までのエリアを指します。上野駅の北西方面には上野公園、谷中霊園といった緑地帯があることから、商店街やビルディングは南の御徒町方面に広がっているのです。

上野エリアで一番の百貨店である松坂屋上野店が「御徒町」駅に位置しているなど、繁華街という視点で見れば、御徒町に近いエリアの方が賑わっています。そのことを表すように銀座線の「上野広小路」駅が松坂屋と直結している他、都営大江戸線の「上野御徒町」駅と東京メトロ日比谷線の「仲御徒町」駅も、松坂屋のすぐ近くに位置しています。

都民の台所として知られている「アメヤ横丁」（通称：アメ横）は、飴を売っているお店が多かったことから名付けられたもので、JRの高架に沿って上野と御徒町を結んでいる商店街です。平日の夕方や週末には、威勢の良い掛け声が飛び交っています。

JR上野駅の公園口を出ると目の前に上野公園の緑が広がっています。公園の入口を入ると突き当りが上野動物園です。動物園に向かう途中の右手に噴水のある広場がありますが、その周囲には博物館、美術館が並んでいます。

上野は都内随一の芸術スポットでもあります。上野公園には東京国立博物館、国立科学博物館、国立西洋美術館、東京都美術館などの博物館や美術館があり、公園の敷地内には東京芸術大学のキャンパスが置かれています。

上野公園は有名なお花見スポットとしても有名です。毎年、桜の季節になるとお花見の場所取りをしている映像がニュースとして紹介されます。そして、お花見とともに上野公園を訪れる人を和ませてくれるのが不忍池です。

この界隈には歴史のあるお店がたくさんあります。長くお店を開いていると、そこには人と人との繋がりができてきます。親の代からやっているトンカツ屋さんの2代目店主もいれば、何十年も経営しているバーのマスターもいます。

近年、上野周辺では新築のマンションが次々に建設されていますが、
都心で感じる人情味。それが上野の最大のセールスポイントです。